ある日実家に詐欺の手紙が来た話〜K.デリッチって誰やねん〜

母上様から「おもろい手紙届いたぞ」との連絡がありました。

なんやろ?と思ったら・・・

2秒で察しました。詐欺ですね。

内容はというと、なんか金払えば「K.デリッチ」っていうおっちゃんが宝くじの”当選番号”を教えるっていうもの。

最初は日本人の詐欺師が適当な内容書いて送ってんのかな?って思ったけど、なんか要領を得ない日本語だったんで、英語の文章を訳したもんなんかな?

どっちにしてもK.デリッチとかいう人、実在せんと思うけど。

向こうの本題は最後のコレ↓

「3,000円」「4,000円」「5,000円」のいずれかを送るように書いてあるけど、金額によるコースの違いの説明とか無いねんけど 笑

あと、詐欺のリスク犯してるのにめちゃくちゃ控えめな金額!!効率悪そう!!

しかし下の方に「保証書」って書いてるし、法律のことはよく知らんけど、もしかしたら実際返金に応じたら「詐欺じゃない」って認定になんのかなコレ?

もしそうやとしたらアホそうに見えて逆に巧妙なんかもしれへんな。

そういえば

「訊き出します」って書いてるから、これは「K.デリッチ氏に聞く代金=占い代」って感じになるんかな?

「希望の日を天気にします。雨が降ったら返金します」みたいな手法かな?

そもそも実際に返金に応じてくれるか謎やけど 笑

何より気になるのはこの手紙にがっつり「実家の住所」と「おかんの名前」が入ってるということ。

こんな手紙、若い人が引っかかる訳ないやろーから、きっとおかんの年齢とかも分かった上で送ってきてるんやろな。

そう考えると個人情報流出し過ぎてて怖いなぁ。

本人は全然危機感無くて笑ってたから、「こんなん若い人引っかかる訳ないから、ショボい詐欺に引っかかりそうなババアが住んでるって分かって送ってくんねんで、たぶん」と煽ると「こんなもんに引っかかるわけないやろ!」と激怒してました。

でもそのあとに「でもコレが本当やったら凄いよなー」とか呟いてたから、騙される素質はありそう 笑

ちなみに、検索かけてみたら

宝くじの当選番号を教えるという封書は詐欺です【本別警察署】(十勝総合振興局本別町)

こういう情報が引っかかったので、やっぱり詐欺です。

まぁ調べるまでも無かったけど、一応コレもおかんに報告しといた 笑

しかし、逆にコレで安心されても今度は警察の名を語った偽のWEBサイトで「これは詐欺ではありません」とか書いてたらそれを信じそうな気がせんでもない。

今はネットの詐欺も多いから「そもそも見てるサイト自体が偽物かも」ということも教えとかなあかんな。フィッシングサイトとかもあるし。

もっと言うと、Amazon公式で買ってても、Amazonが販売してる商品やと思ってる人も多いし。

親や祖父母がネット通販とかやってる方は、とりあえずその人が使うサイトをブックマーク入れてあげて、そこからのアクセスしか買わないように言っておいた方が良いと思います。

「こんなん怪しすぎるやろ」って自分が思うことでも、そう思わない人多いですからね、意外に。

まぁ今はこうやって小馬鹿にできてても、自分がジジイになった時にその時代の若者に笑われるような詐欺に引っかかりそうになったりするんやろな、きっと 笑

まぁその時に詐欺に払えるような貯蓄があるかどうかすら怪しいけど 笑

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